◇一般いっぱん作業服で働くことができる場所（エリア）が広がりました

　昨年12月から、雑固体ざつこたい廃棄物はいきぶつ焼却しょうきゃく施設しせつ周辺が一般いっぱん作業服エリアとなり、免震めんしん重要じゅうよう棟とう、各企業きぎょう棟とう周辺でも拡張かくちょうしました。これによって、入退域にゅうたいいき管理かんり施設しせつから企業きぎょう棟とうのまわりにある各休憩所きゅうけいじょまで、一般いっぱん作業服で移動いどうできるようになりました。

　11月末までに作業災害さいがいは31件けん発生。前年の同じ期間（55件けん）にくらべて44％減へり、作業員のみなさんによる改善かいぜんのための取り組みの成果が現あらわれてきています。今後とも作業災害さいがいを防ふせぐとともに、みなさんに安心して作業していただくことが出来るよう環境かんきょう整備せいびを進めていきますので、ご協力をお願いします。

◇2号機について

　原子炉格納かくのう容器ようきの内部調査ちょうさに向けて、格納かくのう容器ようき貫通部かんつうぶ周辺の除染じょせんを続けています。除染じょせんの結果を確認かくにんしたうえで内部調査ちょうさを行う予定です。

◇３号機について

・原子炉建屋への高所用除染じょせん装置そうちの導入

　原子炉建屋1階は、高所用除染じょせん装置そうちで除染じょせんを行う予定です。原子炉建屋内で装置そうちの性能せいのう確認かくにんをしております。

・原子炉格納かくのう容器ようき内の温度計・水位計を設置せっち

　事故じこ前から使っていた計器に代わり、温度計・水位計を新たに設置せっちしました。これにより、1～3号機の原子炉格納かくのう容器ようきすべてにおいて、同じ方法で温度・水位の監視かんしができるようになりました。設置せっちした温度計・水位計は健全性けんぜんせいを確認かくにんしたうえで監視かんしに使用してまいります。

・使用済しようずみ燃料ねんりょうプール内調査ちょうさ結果

　使用済しようずみ燃料ねんりょうプール内の大型ガレキの撤去てっきょを受けて、使用済しようずみ燃料ねんりょうプール内の調査ちょうさをしました。その結果、確認かくにんができる範囲はんいでは、これまでに確認かくにんされた6体のハンドル変形以外に異常いじょうは見受けられませんでした。今後は、燃料ねんりょう取り出しに向けた準備じゅんびを進めます。

◇４号機について

　海水配管トレンチが放水路を乗り越こえる部分について、汚染水おせんすいの水抜みずぬきと充填じゅうてんが完了かんりょうしました。これにより、汚染水おせんすいがあった2～4号機の海水配管トレンチ内の約1万トンの汚染水おせんすいを、すべて取り除のぞくことができました。

詳細は下記URLよりご覧ください。
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/roadmap/index-j.html