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いちえふのいま

2018年7月12日

2号機原子炉建屋西側開口作業の完了とオペフロ内調査の開始

 2号機使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けた準備として、オペレーティングフロアへアクセスするための開口作業を6月21日に完了し、遠隔無人ロボソトによるオペレーティングフロア内調査を開始します。

 開口作業は、タスト飛散抑制対策を実施した上で、作業員の被ばくを減らす遠隔無人重機による作業を進めた結果、空気中の放射性物質濃度に有意な変動はなく、周辺環境への影響はないことを確認しています。

 また、オペレーティングフロア内調査は、残置物を移動せずに作業が可能な開口部近傍のエリアを中心に、線量測定やカメラ撮影等を進めます。

 その後、開口部近傍の調査で得られた結果を踏まえ、残置物の移動•片付を行い、より広範囲の状況把握に向けた調査を進めます。

※点検や燃料の交換等を行う原子炉建屋の最上階

遠隔無人ロボット
  • 2号機原子炉建屋西側開口部
  • 西側壁開口後オペレーティングフロア調査範囲
◇1・2号機排気筒解体に向けた対応状況
1・2号機排気筒全景

 1・2号機の排気筒は、損傷・破断箇所があることを踏まえ、半分程度の高さまで解体し、耐震裕度を確保する計画です。

 排気筒上部での解体作業は、作業員の被ば<低減を重視し、無人化して進めることを 計画しており、現在、 解体装置の製作を進めています。

 また、装置製作と並行して、現場作業を円滑に進めるための実証試験の準備(模擬排気筒の製作等)を進めており、 8月頃から開始する予定です。

 引き続き、安全に作業を進めるための検討•準備を進めます。

※大地震が起きても、すぐに甚大な事故に至らないよう、ある程度余裕を持たせる度合い

排気筒解体計画

※1 地上45m付近の破断斜材については取り除く予定

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