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いちえふのいま

2020年1月20日

福島第一原子力発電所の廃止措置等の進捗状況

◇ 【1号機】使用済燃料プールからの燃料取り出し作業に向けて
 ~大型カバー先行設置案を選択~
これまで

 使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けて、原子炉建屋のオペレーティングフロア※1(以下、オペフロ)上部のガレキ撤去、水中カメラを用いた使用済燃料プール内の状況確認、事故時の水素爆発により正規の位置からズレが生じたと考えられるウェルプラグ※2周辺の線量測定等の調査を実施してきました。

今回

 これまでの調査結果を踏まえ、「ガレキ撤去後にカバーを設置する」(案1)と「ガレキ撤去よりも先に原子炉建屋を覆う大型カバーを設置し、カバー内でガレキ撤去を行う」(案2)について検討を進めてきました。
 検討の結果、より安全・安心に作業を進める上でダスト飛散対策等の信頼性と雨水の建屋流入抑制の観点で案2の工法に決定しました。

これから

 今後、選択した工法の詳細設計並びに燃料取り出し工程の精査を進めます。

 ※1 オペレーティングフロア:点検や燃料の交換等を行う原子炉建屋の最上階
 ※2 ウェルプラグ:原子炉格納容器上に被せるコンクリート製の3段の蓋

◇ 【2号機】燃料デブリの取り出しに向けて
 ~初号機は2号機と評価~
これまで

 初号機の燃料デブリの取り出し方法について、原子炉格納容器内部調査の進捗状況や作業環境の整備状況等を考慮し、検討を進めてきました。

今回

 燃料デブリ取り出し初号機は、昨年2月に実施した燃料デブリヘの接触調査による性状把握や、原子炉格納容器ヘアクセスするための原子炉建屋1階の環境整備状況等の進捗、それらを考慮した技術検討の結果、2号機が妥当と評価しました。

これから

 取り出し方法としては、格納容器貫通孔(X-6ペネ)が使用できる状況であることから、アクセス性の向上を図るため、ロボットアームを使用し、試験的な取り出しに着手します。
 その後、取り出し方法の検証や確認を行ったうえで、段階的に規模を拡大する計画です。取り出しのタイミングに合わせてロボットアーム先端の取り付け治具を付け替えて作業していきます。
 また、従来の格納容器内部調査と同様に、作業中はダスト測定を行い、原子炉格納容器内の気体が外部に漏れ出て周辺環境へ影響を与えていないことを監視します。

 ※ 格納容器貫通孔(X-6ペネ):人が格納容器に出入りするための通路

燃料デブリ取り出し装置のイメージ

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