1 FOR ALL JAPAN 廃炉のいま、あした

新着情報

いちえふのいま

2024年4月17日

福島第一原子力発電所の廃止措置等の進捗状況

◇ ALPS処理水海洋放出の放出計画について

2024年度のALPS処理水海洋放出の放出計画が確定しましたので、お知らせします。
海洋放出の実施主体である東京電力は、引き続き、安全確保を第一緊張感をもって取り組むとともに海水のトリチウム濃度などのデータ情報を、タイムリーにかつ分かりやすくお伝えしていきます。

放出計画の考え方

ALPS処理水の海洋放出は、原則としてトリチウム濃度の低いものから順次放出します。
毎年度の放出計画は、本原則を踏まえつつ、廃炉に必要な施設や今後のタンクの運用なども考慮しながら策定し年度末に翌年度の放出計画をお知らせします。

2024年度の放出計画

年間で7回の放出を行い、年間放出トリチウム量は約14兆ベクレルを計画しています。

  • ※1 2024年度放出する処理水は、再浄化処理(二次処理)の必要がない環境へ放出する場合の基準を満たしている処理水です。
  • ※2 2024年4月1日時点までの減衰を考慮したタンク群平均の評価値です。
敷地の利用
  • ・2024年度の放出によるALPS処理水のタンク貯蔵量の減少量は、タンク18基分と見込んでいます。 今後、汚染水発生のさらなる抑制等により解体可能なタンクの量を確保していきます。
  • ・敷地の利用については、J8・J9エリアを、3号機の燃料デブリ取り出し関連施設の建設場所として想定しています。 2024年度中には、J8※3・J9エリアのタンクを空にして解体に着手します。
  • ※3 J8エリアは、環境へ放出する場合の基準を満たしていない二次処理が必要なタンク群のため、2024年度処理水として放出するのではなく淡水補給のために空となったタンク群へ移送します。
  • ※4 2024年3月時点での想定である1日あたり汚染水発生量を100m³と保守的に設定し、算定しています。
◇ 福島第一原子力発電所 視察・座談会のご案内

廃炉作業はどのくらい進んでいるの? ALPS処理水は安全なの?
そんな疑問をお持ちの皆さまに向けて、福島第一原子力発電所構内の視察・座談会を開催しています。
是非、廃炉の最新情報を直接ご覧いただき、廃炉に関する疑問やご意見をお聞かせください。

申し込み条件
  • ・18歳以上の方
  • ・現在、福島県内にお住まいの方または2011年3月11日時点で、福島県内にお住まいだった方
  • ・東京電力廃炉資料館に直接お越しいただける方所在地:双葉郡富岡町中央3丁目58番地
開催日程
  • ・各回 12時00分から16時00分 定員40名
    (定員に達した場合は、受付を締め切らせていただきます。)
視察・座談会の流れ
参加申し込み・お問い合わせ先

このページの先頭へ↑