2017年6月15日
救急搬送用ヘリポート完成 移動時間が短縮されました!
◇救急搬送用ヘリポート完成!搬送時間が短くなりました!
廃炉作業中にケガや病気をされた方を救急搬送するためのヘリポートを福島第一原子力発電所の敷地内に設置し、使用できるようになりました。
急病の場合は、少しでも早く病院に行くことが重要です。
今回設置された敷地内のヘリポートを使用することで、移動時間を約10分短くすることができます。
今後も安心・安全な職場を目指して環境の改善を行っていきます。
◇3号機の燃料取り出し用カバー設置工事について
燃料取り出し用の設備が走行する架台(FHMガーダ)と作業床の設置工事が順調に行われています。
この作業が終わった後、走行レールの設置・調整を行い、夏ごろにカマボコ型のドーム屋根を設置する予定です。
(カバー工事の詳細はこちら https://1f-all.jp/for_you/technology/02/)
◇1号機建屋カバーの解体工事について
ガレキ撤去の作業計画を考えるにあたり、原子炉格納容器の上ブタの上に被せるコンクリート製のフタ(ウェルプラグ)周辺の状況を確認しています。
建屋カバーの解体工事をする際は、放射性物質を含んだチリやホコリが飛ばないように対策をしっかり行い、安全第一に作業を行います。
◇共用プールからの使用済燃料の輸送について
3号機の燃料取り出しに向けて、共用プールに空き場所を作るため、保管されている使用済燃料の一部を使用済核燃料輸送容器(キャスク)の仮保管設備に移し、保管をする予定です。
6月以降、容器を搬入し、7月以降に移す作業を行います。