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2015年11月17日

白血病はっけつびょう労災認定ろうさいにんていの考え方について

 1Fで平成24年10月から平成25年12月に作業をされた方が、白血病を発症はっしょうし労災認定されたというニュースがありました。

  • 厚生労働省こうせいろうどうしょうが昭和51年に定めた放射線ほうしゃせん被ばくによる白血病の労災認定にんてい基準きじゅんは、以下のとおりです。
    <白血病の労災認定基準(昭和51年11月の通達つうたつより)>
    ― 5mSv × 従事じゅうじ年数
    ― 被ばく開始後1 年以上経過けいかして発症
  • 厚生労働省は、「白血病の労災認定基準は、年間5mSv以上の放射線被ばくをすれば発症するという境界きょうかいをあらわすものではなく、労災認定されたことをもって、科学的に被ばくと健康影響えいきょう因果いんが関係が証明しょうめいされたものではない。」との考え方をしめしています。
  • 労災と認められた場合は補償ほしょうを受けることができます。労働災害(労災)とは、労働者の業務ぎょうむによる負傷ふしょうや病気などのことです。

この件に関する厚生労働省作成の資料しりょうはこちらです。
「『電離でんり放射線障害しょうがいの業務上外に関する検討会』の検討けんとう結果および労災認定について/放射線被ばくと白血病の労災認定の考え方」

『電離放射線障害の業務上外に関する検討会』の検討結果及び労災認定について

放射線被ばくと白血病の労災認定の考え方

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