震災から6年が経過しましたが、1Fはみなさんのおかげで通常の現場に近づいてきました。日頃のみなさんの努力に重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
特に労働環境の改善は目覚ましく、構内の約90%で一般作業服での作業が可能となりました。現場で線量を確認できるようになりましたので、線量を見て適正な装備で作業にのぞんでいただきたいと思います。
今後は、1号機ガレキ撤去、2号機PCV内ロボット調査、3号機使用済燃料取り出し用カバー設置など、具体的な廃炉に向けた作業になります。
あの日から避難されている方々の帰還や地元の復興に向けて、1Fでの取組みを迅速にわかりやすくお伝えすることが、より重要になってきます。現場で普段と違うことに気づいたら、すぐに復旧班長へ連絡をしてほしいと思います。
1Fで働く6000人で力を合わせて、廃炉を着実に進めていきましょう。
ご安全に!
※CDO:Chief Decommissioning Officer(廃炉・汚染水対策最高責任者)